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◆23回国際鉄道模型コンベンション(JAM CONVENTION) 模型班OB出展盛会で終了しました

第23回国際鉄道模型コンベンションはお台場・東京ビックサイト東1ホールにて8月16日(金)から18日(日)3日間の日程で始まり、今回の全体のテーマ「特急」、私達の出展は2013年の初参加以来、今回でちょうど10回目(東京オリンピックのため2年開催されず)となりました。このイベントはアマチュアやプロが一堂に会する日本の鉄道模型界最大のイベントであり、今年は76のクラブ/個人と55の模型メーカーが出展いたしました。

初日16日(金)は台風7号の影響もあり来場者は若干少なめでしたが残2日間は賑わいました


私達は、例年と同じく既製品の線路を使って7.7m×4.5mの16番(HO)レイアウトを作り「蒸気機関車の牽く客車/貨物列車」に限定して、ターンテーブルや「機回し」など蒸機列車ならではの展示運転を行いました。

今回もメンバーが持ち寄った往年の日本の蒸気機関車のテンダー型、タンク型の代表形式がほぼ全部一同に揃い、大規模レイアウトを長編成の客車や貨車を牽引する光景や実車に迫る姿は圧巻で、多くの来場者の注目を集めることができました。(このようなオーソドックスな16番の蒸気機関車に特化した展示スタイルは出展モデラーの中でもユニークであったようです)、また大型の扇形庫に主力機関車 が並ぶ 姿は京都梅小路蒸気機関車館のようで、こちらも転車台を使って入出庫する姿は来場いただいた鉄道愛好家の皆さんも満足いただけたようで、メンバー一同大変喜んでおります。

ミニ梅小路機関区?をイメージさせる扇形庫 この姿に感動された方も多数
転車台を中心に機関車が扇形庫から少し頭を出した姿が実車に近い
主力機関車が出区を待つ姿を再現
往年の特急・急行列車を牽引したC622スワローエンジェル(猪名川渓谷鉄道所属)
扇形庫内で出庫を待つ蒸気機関車
大正スタイルの蒸気機関車
この大規模のレイアウトに注目ください。
客車は往年の特急列車に使われた展望車やダブルルーフの客車も出展されました。
駅舎など懐かしい建物のストラクチャーも
往年の20系特急客車、緩急車はハネ(寝台車)ではなくハフ(小窓が並ぶ座席車)

開催期間中には銚子電鉄株式会社代表取締役社長 竹本勝紀様、大井川鐡道株式会社 広報部次長 山本豊福様にも出展ブースにお越しいただき、とちらも鉄道動態車両保存・営業運行に尽力をされておらる方々でもあり、蒸気機関車の鉄道模型ではありますが、目を細めてご覧いただき、蒸気機関車、他社からの譲受車両実車保存のご苦労などお伺いする貴重な機会もいただきました。

銚子電鉄 竹本社長様、大井川鐡道 山本次長様この度はありがとうございました。

銚子電鉄株式会社 代表取締役社長 竹本勝紀 様(左端)
大井川鐡道株式会社 広報部 次長 山本豊福 様
関西学院大学鉄道研究会OB会メンバー

来年2025年 第24回国際鉄道模型コンベンション も出展を予定しております。 また、2024年11月後半【22日(金)、23日(土)24日(日)
】 には関西学院大学の地元兵庫県西宮市内(西宮市立市民ギャラリー)で鉄研OB会独自の運転会を計画しております。

  開催期間中の様子をご覧いただけます。