月別アーカイブ: 2026年4月

◆関西学院大学鉄道研究会OB「第13回K.G.R.鉄路写真展」開催のご案内

昨年に引き続き、今年も関西学院大学鉄道研究会OB会主催で「第13回K.G.R.鉄路写真展」を 開催いたします。今回の特集テーマは鉄道で働く人々にスポットを当てた「鉄道員」です。鉄道員といえば日頃ごろ私達が利用する時に接することが多い駅員や車掌・運転士を思い浮かべますが、車庫で車両の点検や整備を行う人々、線路や信号設備の維持管理に当たる人など様々な業務に多くの職員が携わっています。そしてこれらの鉄道員に支えられて公共交通機関としての使命を果たしています。一方近年は自動改札・タッチ決済やワンマン運転が都市路線・ローカル線を問わず普及し鉄道員を目にする機会が少なくなったことも事実であり時代の流れを感じざるを得ません。

今回の写真展では今では殆ど目にすることのない機関区での作業風景やタブレット交換など昭和の懐かしいの光景ほか、日々安全運行に取り組む車掌や駅員の働く瞬間をとらえた作品などが数多く集まりました。車両中心の写真とはひと味違う鉄道の情景をお楽しみいただけます。

また自由テーマ作品では懐かしいSL、作者の思いが詰まったこだわりの作品、美しい風景を走る列車など今年もバラエティーに富んだ内容となりました。作者のコメントと合わせて鑑賞していただくと、さらに興味が深まるものと思います。鉄道や写真に興味をお持ちの方はもとより、一般の方も十分楽しんでいただけるものと思いますので、多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。

【1.写真展名称】

「第13回K.G.R.鉄路写真展」 (関西学院大学鉄道研究会OB写真展)

【2.開催日時・期間】

2026年(令和8年) 6月9日(火)~14(日) 
          10時~18時(最終日は17時まで) 入場無料

【3.写真展会場】

西宮市立 北口ギャラリー(阪急西宮北口駅前 ACTA西宮 東館6F) 第1展示室 (2025年開催第12回と同じ場所です)阪急西宮北口駅 北口から徒歩約5分  

【4.特集テーマ】 鉄道員

【5.作品の出展数について】

関西学院大学鉄道研究会OB出展作品総数:90点 テーマ作品(“鉄道員)は 内42点 フリーテーマ作品は 内48点  出展者数28名(OB28名)

<出展予定作品一覧>

【6.主催】

関西学院大学鉄道研究会OB会 鉄路写真展実行委員会 
実行委員長・会長 中村 紳一(なかむらしんいち)
後援:公益財団法人 西宮市文化振興財団

【7.お問合せ先】

広報担当 誉田 勝(こんだまさる) 090-1158-6519 までお願いします。
E-MAIL: info@kgr-tetsuro.com
関西学院鉄道研究会OB会オフシャルHP 
「K.G.R RAILROAD LEGENDS DIGTAL ARCHIVES」
http://www.kgr-tetsuro.com/kgrtetsuro/ でも詳細情報掲載中
関西学院大学鉄研OB会 公式X @kgrtetsuro でも鉄路写真展の情報随時発信中
※ 今回はプレス向け取材対応は現地会場(開催初日9日(火)、13日(土)限定で行います。何卒ご了承をお願いいたします。また、写真展開催前の事前紹介記事掲載や告知等もいただければ幸いです。 

プレスリリースはコチラからご覧になれます。

◆鉄道写真家番匠克久先生と行く留萌本線ファイナル撮影ツアーリポート

2026年3月21日(土)鉄研OBで札幌在住の鉄道写真家の番匠克久氏が案内する留萌本線の最終の撮影・乗車するツアーが開催されました。

留萌本線は 2026年3月31日、JR留萌本線の最後に残った深川~石狩沼田14.4kmが116年の営業運行に幕を閉じ、先日4月1日付けで廃線となりました。すでに2016年12月には留萌~増毛間が廃止に、また2023年3月には石狩沼田~留萌が廃止になっています。

函館本線を走る旭川からの特急ライラックも吹雪の中、深川駅に到着
当日は深川駅構内も線路が埋まるほどの積雪状況でした
鉄研OBの西海 俊喜氏(左) 坂 剛氏(右)が札幌駅から深川駅へ到着
丁度留萌本線 石狩沼田行のキハ54 4925D列車が吹雪の中発車していきました。

参加者は一般参加の方に加えて、鉄研OBの坂氏、西海氏、私、誉田と、3名の鉄研OBが参加いたしました。ツアー参加者は午前中11時20分に深川駅に集合、当日は3月も後半ながら、流石に北海道、駅構内は厳冬期に逆戻りの状況で、ホームや線路もかなり積雪、吹雪の状況でした。まさに映画「鉄道員(ぽっぽや)」の世界となっていました。

撮影ツアーのために特別にチャーターしたロケバスに参加者全員乗車
深川駅の隣駅北一己駅(きたいっちゃんえき)へ向けてロケバス出発
ロケバス乗車後車内では番匠氏による北一己駅の撮影ポイントの解説が始まりました
吹雪きの中、北一己駅前に到着雪が深いです。
北一己駅舎周辺は完全にホワイトアウトの状態
しばらくして 深川行 9426D列車が北一己駅に入線
凍てついて北一己駅舎はもう厳冬期そのもの
9426D列車 が深川駅に向けて吹雪の中発車していきました
我々はロケバスに乗り込みまた深川駅へ戻ります

深川駅前にはこの撮影ツアーのため特別にチャーターした11人乗りロケバスが待機していて、ロケバス乗車後、留萌本線の隣駅の「北一己駅(きたいっちゃんえき)」へ向かいました。ここも相変わらずかなりの積雪で、番匠氏の案内でラッセルしながら、参加全員思い思いのポジションで9426Dの深川行キハ54 2連の列車の到着と発車シーンをカメラに収めることができました。この豪雪の撮影時に機動力抜群のハイエースのロケバスは大型バスでは絶対行けない狭い積雪路も地元のベテランドライバーさんの運転で最短コースを辿り撮影ポイント近くまでアクセスができ余裕を持った撮影ができたのがとても良かったです。

今度は4927D列車で終点の石狩沼田駅へ向かいます
留萌本線の列車は2連のためゆったり座れる感じでした

北一己駅をまたロケバスで深川駅へ戻り、今度は、留萌本線の乗車する行程となりました。深川駅から終着駅の石狩沼田駅までの14.4kmを全線を4927Dで一気に乗車するものです。

実は私(誉田)は留萌本線を乗車するのは初めてで、同じ深川から出ていた、深名線や名寄本線には大学生の卒業旅行で約2週間、道内各線には乗車したのですが、唯一留萌本線だけが未乗となっていましたが、今回その残った一部区間ではありますが、最初で最後の留萌本線の乗車が叶いました。

石狩沼田駅に着くと深川~石狩沼田間乗車記念のスタンプを切符に押印してもらう人が多かった
石狩沼田駅到着後も吹雪は収まらず
石狩沼田駅ホームもかなりの積雪が
石狩沼田駅改札口前は記念グッズの購入目的の人で大混雑の状況でした。(写真中央は西海氏)
石狩沼田駅 では留萌本線サヨナラ記念のグッズが沢山販売されていました
3月31日の留萌本線最終運転日にはこちらのヘッドマークが付けられて運行されました
留萌本線廃線後もこの駅舎の建物は残るそうです。
私(誉田)は留萌本線最初で最後の全線完乗記念にビールで乾杯

終点の石狩沼田駅は、3月の連休も重なり、最終運行まで10日前ということで、さよなら記念の切符やグッズなどの駅舎内はたくさんのお客様で大変にぎわっていました。駅前には地元産品の出張販売所や飲食ブースの沢山出店があり、凍える中ではありましたが、冷えた生ビールで留萌本線完乗祝いをささやかに行いました。

ロケバス乗車も雪落とししてから乗車しないと大変なことになってしまいます
ロケバス車内では色々番匠氏から留萌本線の解説が (後方 左 西海氏 右 坂氏)
北秩父別駅 へ向かう途中除雪車がロケバスを除雪しながら先導してくれました
かなり積雪した北秩父別駅前へ到着
9428D深川行の列車 の撮影には間に合いました
北秩父別駅はホームも待合室も全て簡素なものでした

コチラ石狩沼田駅には、先回りしていたチャーターロケバスが待機していて、グッズ購入もそこそこにして、ロケバスで、臨時駅的な北秩父別駅(きたちっぷべつえき)へ移動!、途中の道路もかなり積雪量が多く、ロケバスの進路を除雪車が除雪しながら先導してくれるという貴重な体験もできました。通常なら余裕なスケジュールでもこの積雪では時間のかかりそうな行程ではありましたが、除雪車先導で、次の 北秩父別駅(きたちっぷべつえき) までは比較的早く到着して、かろうじて9428D深川行の列車の撮影に間に合いました。

この 北秩父別駅(きたちっぷべつえき) 1両分の長さの木製のホームしかない簡易駅とい感じで、駅待合室も物置小屋のような感じ、最終運行が迫ったキハ542連の列車も後ろ1両がホームにかからず、石狩沼田駅行の列車の場合はドア扱いのない後ろ1両は隣接する踏切上に停車する形となる珍しい光景を見ることができました。昨年あたりまではほとんどの列車が停車せずに通過する駅としても有名でした。

吹雪きの中の秩父別駅
秩父別駅は相変わらず吹雪いていました。
4930D深川行列車がやってきました
秩父別駅停車中の4929D石狩沼田行列車

4929D石狩沼田行列車 (番匠氏お勧めの跨線橋から)

引き続き、次の撮影ポイントの秩父別駅(ちっぷべつえき)へロケバスで移動となりました。この 秩父別駅(ちっぷべつえき) 中間駅ながら、駅舎も北海道のローカル線らしい、重厚な構えをした建物となっていました。長年風雪に耐えた痕跡を至る所に見ることができました。撮影ポイントは番匠氏のお勧めポイント(駅近くの跨線橋上)の近くまでロケバスで移動、番匠氏のアドバイスで微妙な画角度にカメラセッティングそることが出来!吹雪の中待ち換えて、効率良く、4929D石狩沼田行、4930D深川行の上下列車を撮影することができました。

道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」 のシンボルタワー


秩父別駅(ちっぷべつえき) からすぐ近くにある道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」ロケバスで移動!しばしこちらで休憩、お買い物タイム、ここには温泉施設も併設で入浴するには時間は取れず、今回は断念!各自地場産品の土産購入と 秩父別 産ブロッコリーで製造された ブロッコリー 「緑のアイス」を賞味しました。

深川駅で出発を待つ4931D石狩沼田行 列車
列車内で談笑する坂氏と番匠氏
北一己駅は吹雪きの午前中から一転して晴れてきました
北一己駅に停車中の4931D石狩沼田行 列車
私(誉田)は北一己駅名標の前で記念写真
我々にとって留萌本線最終列車の9432D深川行 が北一己駅へやって来ました。

道の駅 「鐘のなるまち・ちっぷべつ」 を後にして、最後の撮影ツアー行程のためロケバスで深川駅まで戻りました。ここからは列車4931D石狩沼田行で隣駅の北一己駅(きたいっちゃんえき)まで乗車、そこで北一己駅舎中心の撮影を番匠氏のアドバイスと解説で行いました。丁度その頃には最初にロケバスで訪れた
吹雪きの北一己駅(きたいっちゃんえき) とは異なり、まばゆいばかりの太陽光線が降りそそぐ別世界のような 北一己駅舎がありました。 まさにそこに番匠克久氏の写真集「留萌線の記憶」の世界が広がっているようでした。

深川駅ホームに到着した留萌本線9432D列車

名残惜しいながらも、我々ツアー参加者としての留萌本線最終列車は、9432D深川行が北一己駅 (きたいっちゃんえき) ホームに滑り込んで来て、残り深川駅まで一駅の旅を無事終えることができました。

深川市内の居酒屋で懇親会 美味しい海鮮とお酒をいただきました。
(写真左 西海氏 写真右 旅々列車旅 ツアー主催の野橋氏)

本来なら深川駅で 撮影ツアー は解散となる予定でしたが、番匠氏の音頭とりで、ツアーの参加者全員で深川市内の居酒屋で懇親会を開くことになり、札幌までの特急カムイの最終時間まで鉄道談義や番匠氏おすすめの北海道地酒を満喫しました。

記事執筆&写真:鉄研 OB会 広報 担当 誉田 勝(こんだまさる)

★ツアー主催:旅々列車たび 名鉄観光サービス ロケバス(川原観光ジャンボタクシー)

JR北海道・上川大雪酒蔵のコラボ酒「旅して」好評発売中!

なんとこちらのコラボ酒のラベルには番匠克久氏の鉄道写真が採用されました。

「旅して」のネット販売は上川大雪酒蔵様オンラインショップでお買い求めになれます。


鉄道写真家の番匠克久氏 の新刊写真集 増補版「留萌線の記憶」

2026年2月21日発売 1,600円(税込み1,760円)B5縦判 112ページ 発行所:北海道新聞社

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増補版 留萌線の記憶商品詳細ページ|北海道新聞通販ショップ